酒さ、酒さ様皮膚炎

酒さ、酒さ様皮膚炎はこんな病気です

酒さ、酒さ様皮膚炎
  • 両頬や鼻が赤くなる赤ら顔の状態です。なかなか消えず温度変化で赤みが強まります。よくみると細い糸のような血管がみえる場合があります。
  • 病気が進むとニキビに似た赤いブツブツや先端がうんだブツブツが出るようになります。
  • 病名に酒の文字が入っていますが、アルコールや食事が原因ではありません。
  • 酒さの原因ははっきりしていませんが、その人の体質、紫外線、こする刺激、皮膚に常在する微生物の影響などが考えられています。
  • 酒さ様皮膚炎の原因は湿疹や皮膚炎の治療に用いるステロイドのぬり薬です。

酒さ、酒さ様皮膚炎の治療法

他の病気を区別するために最初に皮膚生検(皮膚を小さく切って病理検査に出す方法)が必要になる場合があります。程度に応じて、ミノマイシンなどの抗生物質とプロトピック軟膏を用います。

プロトピック軟膏は最近酒さ様皮膚炎の報告があるので、良くなった後で徐々にワセリンや保湿剤にぬり薬を切り替えていきます。

治りにくい場合は、アゼライン酸やメトロニダゾールの軟膏を用います。これらの薬は日本以外の国では酒さに効果の高い治療薬として標準的に使われていますが、未だ日本では適応がありません。メトロニダゾール軟膏は当院で作製したものを使用してもらいます。

細い血管が目立つ場合は薬では治らないので、レーザー治療が最適です。

酒さ、酒さ様皮膚炎の日常のケア

顔は刺激しないように優しく洗い、そっとふくようにして下さい。石けんは使用可能です。
長風呂、暖かい部屋に長時間いること、刺激物を食べること、飲酒、タバコなどは血管が広がり顔の赤みが強くなるので、避けて下さい。
日焼け止めは日頃から使うようにして下さい。

酒さ、酒さ様皮膚炎Q&A

酒さ、酒さ様皮膚炎の治療で寄せられる質問にお答えします。

Q:酒さ、酒さ様皮膚炎は他院では治らないと言われました。

A:確かに治りにくい病気の1つです。通常の治療法ではよくならなくても、当院で使用できるアゼライン酸やメトロニダゾール軟膏、レーザー治療で改善する場合もあるので、ご相談下さい。

Q:赤みは完全になくなりますか?

A:個人差があり、治療により良くなっていきますが、改善しても赤ら顔が少し残る場合はあります。

Q:治療によるリバウンドはありますか?

A:リバウンドはありませんが、治療の過程で一時的に皮膚の赤みが強く出ることもあります。事前に説明しますので、ご安心下さい。

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